金文をさらにコピーしてきました
年休が取れたので、白金台の中央図書館へ行き
1960年代以前の主要な金文もコピーしてきました。
60年代より以前に掘り出された銅器は
考古学的調査を経て掘り出された物ではないので
出土地や地層が不明になっている遺物が多いのが難点ですが
重要な遺物が多いです。
東夷系の史料もかなりありました。
それと、郭店楚簡の研究もコピーしてきました。
郭店楚官は1993年に湖北省荊門市で出土した戦国時代後期の
竹簡です。楚の太子の帝王学のテキストと推測されています。
始皇帝によって統一される前の南方の漢字の使い方、
南方の思想。主流とは別系統の儒学などがたどれる貴重な資料です。
« 子供のおつかい | トップページ | (杢犬)(皀殳) »
「易経・春秋・漢字」カテゴリの記事
- 易経勝手読み(八七)…沢水困(2018.08.28)
- 易経勝手読み(八六)…水風井(2018.01.24)
- 古代シナ史の三重構造(2018.01.14)
- 機織りと漢字(3)…哉・載・歳(2017.07.02)
- 機織りと漢字(2)…成・戒・國(2017.06.28)
コメント