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2011年7月23日 (土)

ワイマール共和国末期じみてきた欧州:追記

六月二十三日 【大暑】

 なんだってノルウェーみたいなチロリン村であんな悲惨な事件が発生するのかさっぱり分からん。最近の欧州は崩壊期のワイマール共和国みたいだな、経済がぼろぼろで、国民の連帯感が崩れて、とか思っていたら本当にあんな事件まで起きるとは。

 極右思想とか言っていたけれど、あの犯人の書き込みはヒトラーの真似だよな。だからネオナチなんでしょう。

 そういえば、ヘスの墓が壊されて遺骨も海にばらまくことになったという記事がありました。いくらナチスとはいえひどい扱いだなと思っていたけれど、この事件はこれに対する抗議の意味合いがあるんじゃないかと思った。

 ヘスは確かにヒトラーのシャドーライターでナチスの思想的なバックボーンを作った人物だけれど、実際の人権抑圧にはほとんど手を貸していないんだし、最後は自殺しちゃったけれどきちんと刑には服していたんだから、そういう人を墓まで暴いて辱めるのはどうかと思う。たとえ墓がネオナチの聖地と化していたとしてもだ。

 それにしてもなんでノルウェーなんだろう。よく分からない。

追記:取り調べを利用して自己宣伝か、やっぱりヒトラーの真似だな。ノルウェーは死刑制度がないからこれほどの大量殺人犯でも終身刑にしかならないのだろうか。それともクヴィスリングの時のように一時的に死刑を復活させるのか。気になります。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
通りかかりでよりました。

ノルウェーの事件は・難民の受け入れなどに対する不満が原因なのでしょう。平和的に難民や移民を受け入れる国は、そうそうありませんが経済的に不安定になってくると、自国民の不満が難民や移民に向かうのは、昔から変わらないですね。

ナチスへのイスラエルの対応ですが…ひどいです。
未だにナチスハンターのような組織があるですよね。
この団体に関して、詳しいHPがありましたが…日本の原爆投下を決定したのも、当時のユダヤ系のエリート科学者・財閥アメリカ人が多く関わっていたそうです。
詳細は、またお邪魔しますね。
それでは。。。

くりんたんた。さん初めまして、

ユダヤ人虐殺に直接関わった人たちをユダヤ人が許さないのは分かるのですが、ヘスはそこまでされなければならない人間かというと、私はそうは思わないのです。

むしろヘスはヒトラーの暴走を止めようとしていたんですし。

また、ヘスの墓の破壊を求めたのはユダヤ人と言うよりは、最近の政情の不安定さにおそれをなした政治家の大衆迎合と言えるかもしれません。

原爆については、責任を負うべきはあくまであくまで米国の政治家でしょうね。作った人たちにユダヤ人が多く含まれていたとしても、彼らはドイツへの投下を想定していたはずなので日本とはあんまり関係はないでしょう。

 べっちゃんさん、おはようございます。
 南欧諸国の経済状態は、ドイツの経済支配を実質的にうける地域に落ちようとしている状況から、「ナチスドイツ的な欧州統合は正しかった。」というようなのがでることを嫌って痕跡を消そうと必死になっているように感じます。
 「多文化共生(リベサヨ)=ダイバーシティ(ネオリベ)は、儲かる」ということへの反動もあるでしょうけど、職を奪われることへの恐怖がどのような方向へ向かうかということなのでしょう。
 
 ワイマール共和国の末期症状なのは、日本も同様で、首相の権限集中とコンサルや学者の主張との直接民主主義的解決を希求し、具現化している菅首相の現在の姿が、「日本的左翼の理想像」だったわけですけど、最大の障壁が「日本国憲法」というのも皮肉なことです。憲法9条や憲法12条だけしか見ていない方達が、権力の自由な行使を阻まれているということなんでしょう。
 復興は無いとあきらめています。あったとしてもそれはもう私達の郷土ではありません。ただ大都市の金融投資を満足するだけのものと化してしまうのをただ涙して見つめるだけです。

保守系左派さん、おはようございます。

不思議と、なぜか自然発生的に、メディアやブログとかで都市に機能を集中させ、中山間地を過疎化させるのは合理的だ、という意見が表明されるようになってきました。

普段穏健な人が言い出していることに驚いています。

誰かが音頭を取っているようには思えませんので、おそらく震災復興の必要額の巨額さや、意見集約の難しさに嫌気がさして、それなら東北の漁村なんざ捨ててしまえという都市住民のエゴが表面化しつつあるのかもしれません。

選挙制度改革の名をかりた参議院の弱体化もその現れでしょう。

ナチスの時も大政翼賛会の時も、時流にだけ乗っかった大量の無能な国会議員ができることによって国会が無力化し、それによって行政への権限以降をせざるを得ない状況となったのでした。

行政というのは乃ち首都に住んでいる人間の集まりですから、行政が出す政策というのはどうしても都市中心になりがちです。

これは国会を帝政ローマの元老院とか中共の人民代表会議みたいな単なるガス抜き機関とし、地方民から参政権を奪おうという動きです。

大都市圏の知事や政令指定都市の市長が注目されるのも、大都市の首脳会議を国会に替わる意見集約機構にしたいという思惑なのでしょう。

部品産業のカルテルが次々と発覚しているのは、円高によって、部品調達費をこれまで以上に下げなければ輸出型大企業が生き残れないことを官庁の方で勝手に忖度して、先回りして下請けたたきをやっているのです。

円高により部品産業を中心とした地方の工業は壊滅すると思います。

ただ、これまでの経験から、自由貿易と管理通貨制度の下では通貨高では国はつぶれないと考えられ、通貨高となった国は一層豊かになるので、日本はおそらく都市の金融と消費を主体とした経済となるのではないかと私は推測しています。農林水産業は大規模化したところだけ生き残り、工業も企画部門と先端産業しか残らないでしょう。

地方はお祭りとか伝統工芸だけがインディアンの居留区のように、○○遺産として観光で生き残る結果となると思います。

ただ、貧しくなることはないと思います。円高と都市への集中で日本は米国を超える豊かさを実現するはずだというのが私の予測です。ただ・・・私としては多少非効率でも今の日本を残したいと思っているので、この結論に至ることは忸怩たる物があるのですが・・・

中共があまりにもうまくいっているので、都市と行政が肥大化し、君主に権限がない帝政という中共の制度への憧れが先進国に広がっているんですよね。

ナチスと大政翼賛会は、農村へのノスタルジーを宣伝に使ったのですが、彼らにとって農村というのはあくまでノスタルジーの対象であり、都市住民にとっては懐かしむべき存在であっても、格闘し生きていく場所ではないのです。

ナチスや大政翼賛会(というか新官僚かな)にとって農村というのは軍事基地を設け、兵士を供給させるための土地なのでした。中共にとってもそうですね。

日本の自民党とか、新自由主義のブレアが党内の最左翼と結託して党を破壊する前の英国の労働党とか、ドイツやスペインの社会民主党とか、ノルウェーの社会党もそうだと思うのですが、各人や地方が生業を維持しながら、多少非効率でも助け合って生きていこうという政策を標榜してきた政党が、メディアからいわれのない誹謗中傷を受け、テロリストの標的となり、弱体化されようとしています。

そして、日本の民主党や米国の茶会党や英国の保守党(英国の保守党もネオリベ臭がものすごく強い政党にいつの間にか生まれ変わっています、経済誌のキャメロン礼賛報道は権威主義国家の雑誌かと見まがうほどです)のように、知識人と官僚を核として持ち、実働部門として極左と極右を持つ政党が強くなりつつあります。

彼らが作ろうとしている国家は人間の自由意志への冷笑が根底にありますので、何とかして別の国家像を提示していきたいと思っています。

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