ツイッター政治
六月七日【小暑】
浜岡原発は東海地震の震源域の真上なので特別と言うことで諸手続を飛ばして停止させたのはまあいいとして、じゃあ浜岡原発以外は従来の手続きを踏めば稼働させていいのですねと言うことで、電力不足解消のために経済産業省が玄海原発再稼働に動いて、総理大臣もそれを認めていたのに、原発を再稼働させたら「反原発解散が封じられる」という突っ込みを受けて、地元まで同意していた再稼働を急遽取りやめ。お陰で町も県も経産省もカンカン。
工場が動かせない、熱中症が続発していると言われれば原発を再稼働すると言い、原発を止めた方が支持率が上がるかもしれないと言われれば人の苦労をぶちこわしにする。その瞬間瞬間で人気がちょっとでも上がりそうなことばかりやって全く整合性がとれていない。
これはポピュリズム以下です。ポピュリズムというのは産業や国民の健康(原発再稼働)と支持率上昇(原発停止)を天秤にかけて、最終的に支持率を選択するのを言います。何も考えずに瞬間瞬間で一番受けが良さそうな政策を口走るのはポピュリズムとも呼べません。
菅総理のこのような政治手法を私は「ツイッター政治」と名付けることにしました。
ツイッターとは直前の数行の話の流れに同意したり、話題になっていることに興味が無くても、なんかつぶやいたりして、何かをやったつもりになる自堕落な娯楽なのですが、菅総理の政治手法はツイッターのレベルと言えましょう。
こんなことではやがて国民の反応も薄くなって誰も見向きもしなくなるだけです。というか、既にそうなっています。
菅総理の場合、冗談ではなく本当に官邸のパソコンでツイッターとかブログとか2ちゃんねるの流れを見て、閣議や国会で言うことを決めていそうなのが怖いです。
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