やはり易経は子供向けの教科書だった
十月五日
なんでこんなに簡単なことに気がつかなかったのだろう。
「易」の意味は「やさしい、簡単」じゃないか。だから「易経」というのは直訳すれば「簡単なテキスト」になる。だから難しい思想はなくて、動物の話とか、生活習慣とか、勇ましい戦いの話が載っていて当然なんだ!
「易」の意味を「森羅万象の変化する様子」とするのは「易経」が陰陽五行の書であるという戦国期以降の解釈に引っ張られての誤りです。「易」という字は古代支那の文章においても「やさしい、簡単」の意味で使われているのがほとんどです。
だから易経は素直に簡単な経文(テキスト)と解釈するべきです。
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