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2011年12月31日 (土)

易経勝手読み(六九)・・・辰為雷(震為雷)

十二月七日

 さて、最後の卦である震為雷の解説です。この卦は元々カワイルカを指す「辰」であり、雨冠は後世になって、八卦が発達し雷を易に取り込む必要性から付け加えられてものだと考えられます。

 辰為雷(震為雷)は古代の支那で霊獣とされていたカワイルカの生態を説明した卦です。

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2011年12月29日 (木)

三陸旅行記(二)

十二月五日

 1時20分に小本駅に着きました。残念ながら岩泉行きのバスは5分前に出たばかりでした。予想していたこととはいえがっかり。無茶苦茶寒くて外へ出る気も起きませんので、仕方なくそこで次の岩泉行きまで3時間半待つことにしました。寒そうにしていたら見かねたのか駅を管理している売店のおばちゃんがストーブをつけてくれました。おばちゃんありがとう。

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2011年12月28日 (水)

易経勝手読み(六八)・・・辰はイルカ

十二月四日

 さて「辰」の本当の意味は何でしょうか?十二支では辰は「たつ(龍)」を意味します。龍は黄河にもかつていたであろうヨウスコウアリゲーター(ヨウスコウワニ)を表した象形文字であることは乾為天と坤為地で説明しました。

 青木良輔の「ワニと龍」では「辰」の字もワニのことだとしているのですが、私は「辰」は同じく支那の川に棲息していたヨウスコウカワイルカではないかという説を提唱したいです。

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2011年12月25日 (日)

三陸旅行記(一)

十二月朔日

 JR東日本のスリーデーパスを使って宮古、岩泉、大船渡の方面に行って来ました。といってもボランティアみたいな立派な目的ではなく、ただの鉄道の乗り潰しのためです。

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2011年12月24日 (土)

易経勝手読み(六七)・・・辰はピンク

十一月三十日

 易経勝手読みもついに最後の卦である震為雷の解説となりました。なぜ震為雷が最後まで残ったかというと、震の字の意味の解明に時間がかかったからです。

 従来は「震」を雷の意味で解釈していました。震為雷は祭祀を行う際の心がけを表した卦であると解釈してきました。しかしそれで満足しないのが易経勝手読みです。古代人は決して心掛けみたいなあやふやなことは言いません。深遠な思想を表現するにも必ず具体的な描写を通して行います。震為雷の従来の解釈は私を満足させてはくれませんでした。

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2011年12月21日 (水)

易経勝手読み(六六)・・・巽為風

十一月二十七日

 「巽」は祭壇の前で二人の巫女が舞う様子を表した象形文字です。そこから神に特別に選んだ物を捧げることを意味する撰や選、神に捧げるお供え物である饌という意味が導き出されました。

 巽為風の爻辞はおそらく家長の葬儀と跡継ぎの家父権継承の儀式を表していると考えられます。その鍵となるのが斧と在の二文字です。

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2011年12月17日 (土)

易経勝手読み(六五)・・・兌為睪(兌為沢)

十一月二十三日

 兌を旁(つくり)にもつ漢字には、説、脱、悦、蛻、税などがあり、いずれも免れるもしくは解放されるといった意味を持ちます。説は結んだ紐をほどくというのが原義で、脱は抜け出すこと、悦は喜びで心が解放されること、蛻は脱皮のこと、税は人身の制約から逃れるための保証金です。

 なぜ兌に免れるという意味があるかというと、兌とはシャーマンが恍惚状態になって神からのお告げを聞いている状態を表す象形文字であるからです。そこから解放されるという意味が出てきます。さらに、神の意見を代弁することから説明という意味が導き出され、人間の魂が抜け出て替わりに神の意志が入り込むと言うことから交換(=兌換)という意味が導き出されます。

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2011年12月15日 (木)

よくわからない

 政府が65歳までの再雇用を義務づけとあって、悪いことではないと思うのだが、59歳までは首になる可能性があるのに、なんで60歳を過ぎた瞬間にあと5年間絶対に首にならない補償が、国から得られるのか不思議に思う。

 あと、20代30代の若者が仕事を得られなくて、それによって結婚もできず、子供も増えなくてゼエゼエ言っているのに、60〜65歳の老人を、その年齢にあると言うだけで優先的に雇用させることの意味も知りたい。

 若者の雇用を増やす政策はほとんど出てこないのに、60歳以上の老人の雇用は命令一つで確保されるというのはいったいどういう意味なのだろうか?

 年金はそれまでにお金を払っているので、別に世代間の差別だとは思わないが、こういった雇用の扱いの差は明白な差別だと思うのだがいかがだろうか?

2011年12月14日 (水)

朝ドラを見て思った

 今年のNHK朝ドラ「カーネーション」は銃後の生活の描写、特に配給という物に焦点が当てられていてとても勉強になるのですが、配給券というのは一種の「政府紙幣」ですよね。

 まあ配給の方は経済を縮めることの方が目的ですが、政府紙幣というのは全く実績がないわけじゃないと言うことに気がつきました。

 逆に中央銀行を初めとする金融機関にとっては、実権が奪われた戦時中を思い出すので、どうしても政府紙幣には賛成ができないのかもしれません。でも今提唱されている政府紙幣は市中での流通は想定していないので配給券とは少し違うのですが。

易経勝手読み(六四)・・・艮為山

十一月二十日

 これも難解で解読に苦労しました。睪山咸(沢山咸)と似ているので、初めはセックスに関する卦かなと思って分析してみたが糸口はつかめませんでした。しかし趾(あしゆび)、腓(ふくらはぎ)、心(心臓)、身(内蔵)、輔(頬、顎)というように身体の部位を表す字が並んでいるので、生物に関する卦であることは間違いないと考えました。

 「艮」ですが、邪眼で悪霊を退けるという意味だそうです。田んぼにぶら下がっている鳥よけの目玉みたいなものを元々は指していたそうです。

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2011年12月10日 (土)

易経勝手読み(六三)・・・坎為水、離為火

十一月十六日

 坎為水と離為火も乾為天と坤為地同様に元々一繋がりの章句です。坎には墓穴、祭祀のために犠牲を埋める祭祀抗という意味があります。離為火の最後の句「獲匪其醜」の醜は金文の図章では墓室を表す亞字の中に描かれることが多く、その図章は亞醜形と呼ばれて、葬送儀礼に関する字であろうと推測されています。

 他にも坎為水に出てくる険もまた神霊を守るための防御を表す字であり、且は父祖であり、寘は屋内に安置された遺体であり、離為火にも焚如、死如、棄如という句や、出涕沱若(鼻水と涙が滝のように流れる)という句が並ぶなど、この二つの卦は墳墓と葬礼に関する文章であることが推測できます。山風蠱、地睪臨(地沢臨)もまた葬送を表す卦でした。坎為水と離為火は大規模な墓と葬送、おそらく王者の死を表す卦です。

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2011年12月 7日 (水)

易経勝手読み(六二)・・・乾為天・坤為地

十一月十三日 【大雪】

 龍とは長江の河口一帯を棲息地としているヨウスコウワニ(揚子江=長江の河口)のことです。思いついたときには大発見のつもりだったのですが、想像上の生物の龍の起源がワニだという説は意外と一般的だったみたいで少しがっかりしました。

「ワニと龍」青木良輔著 平凡社新書
~「辰」を食べる~竜はおいしく食べられる(ダイヤモンドオンライン)
伝説や噂に見え隠れする空想生物

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2011年12月 5日 (月)

ガンダムUC DVD第4巻

届きました、その感想。

今回は話がよく分からなかったです。マーセラス少尉があの程度でぐれるのもよく分からないし、ネオジオンのキャプテンがバナージに一方的に殴られているのもよく分かりません。

話の筋としては分かります。真実を隠すことによって繁栄してきた家に幻滅したとか、友軍による虐殺を止めることが出来ない自分たちに嫌気がさしていたとか、バナージにやる気を出させるためだとかです。

けれども物語の中で必然性を感じませんでした。今回はおそらく話を進めるために多くのことを盛り込みすぎたのだと思います。小説を読めばもっとよく分かるのかもしれません。

それに肝心のモビルスーツ同志の戦闘シーンが不足していたというのもあるかもしれません。

収穫はミネバちゃんがしゃべるシーンが多かったことくらいかな。

次回は偽ユニコーンとの活劇が繰り広げられるんだろうからそれに期待することにしましょう。


それと、ガンダムの登場人物って国家とか思想とか家族とかウェットな感情に異様に引きづられているのだけれど、人と人の絆が薄まった現代社会がもっと進んで、さらに宇宙移民やら戦争やらでやさぐれた未来の世界の人間が、こんなに現代人以上にウェットな感情を持っているかということにちょっと疑問を感じてしまいます。

2011年12月 3日 (土)

易経勝手読み(六一)・・・伐鬼方(水火既済、火水未済)  追記有り

十一月九日

 共通する句を多数含むので、水火既済と火水未済が意味に連関のある卦で、山益損と風雷益、あるいは水雷屯と山火賁と同様にして、一つの詩を分割して作った爻辞だろうことは推測が付くのですが、関係のなさそうな句がくっついているので本来の形が復元しにくい難解な卦になっています。

 そこで、占いに関する句や補足説明や後代の価値判断と考えられる句を大胆に取り除いて原型と考えられる詩を復元しました。やはりこれは渡河に関する詩です。時間関係は既済、未済の逆で、前半の既済が軍隊が川に漬かって渡河を始める様子を表現しており、後半の未済が向こう岸にたどり着いて河から上がろうとする様子を表現しています。

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