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2012年1月10日 (火)

青銅器の爵は蒸留器だった?

 火水未済のことを考えていて思いついたのですが、あのけったいな形態をした古代支那の商(殷)の爵という青銅器、あれは蒸留器だったのではないでしょうか?

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 酒を飲む道具としては角(深いコップ)や缶(ジョッキ)がちゃんとあります。爵は飲み口が広がりすぎていて、酒を飲むにはいかにも不便です。

 実は「爵」の甲骨文字には必ず蓋が付いています。爵は蓋をして使ったらしいのですが、蓋は見つかっていません。

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 蓋は軽くないといけないし、蒸気を浴びてすぐに痛みますので、使い捨ての土器か木だったのでしょう。爵の幅広の口はアルコール蒸気を逃がしつつ冷やすための形ではないでしょうか。必ず付いている2本の棒は、蓋を載せるための物だと思います。

 蒸留の技術は紀元前3前年にはメソポタミアにはあったらしいのですが、その後なぜか失われて、千年前にアラビアの科学者が再発見したと言うことになっていますが、古代の支那にも伝わっていても不思議ではありません。

 とは言え蒸留器だとすると、出土した爵に大量に墨が付着していないといけないのですが、そういう話は余り聞かないので違うかもしれません。まだちょっと自信がないので?をつけておきます。

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