人間がダイオキシンに強い理由
二月十日
もう誰もが忘れてしまったダイオキシン。動物によっては青酸カリよりも強い毒性を示すとして大騒ぎになり、お陰で高性能な焼却炉が普及したり、会社や学校の焼却炉が減ってゴミ回収業者が潤ったりしたのですが、ではなぜ人間だけダイオキシンに強かったのでしょうか。
多分話は簡単で、人間は数十万年前から火を使っています。その間にダイオキシンに強くなるように進化したのでしょう。たき火ぐらいで癌になる人は、北京原人の時代にとっくに淘汰されているはずです。
昔はどこの家にもかまどや暖炉があったのですから、ダイオキシンくらいで人は死なないことはちょっと考えれば分かりそうなもんですが。
ダイオキシンよりも毒性が高いのはおそらく未燃カーボンで、こちらは有機物なので人間は体内に取り入れてしまいますので寿命を縮めるはずです。私は石綿やタバコよりも、自動車から排出される未燃カーボンの方が問題であると思っています。
おそらく近代以前に人の寿命を一番縮めていた原因は、屋内のかまどや暖炉から排出される未燃カーボンです。先進国で寿命が延びているのは、ガスと電気を使うようになり、自動車の排気ガスも改善されて未燃カーボンを吸う機会が減ったからです。
人間が花粉にアレルギー反応をするのは、免疫系の一番大きな仕事が未燃カーボンの除去だったからです。だから未燃カーボンが環境から無くなった今、同じ粒径の花粉に過剰に反応するようになったのです。
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