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2012年4月29日 (日)

荀子 巻第十五 解蔽篇第二十一(三)

閏三月九日 【昭和の日】

 孟子は王朝の交代を容認する危険思想という眼で見られることが多いですが、孟子が許容する支配者の交代は数百年に一度きりの異常事態で、それ以外の場合は孟子は君主を擁護しています。そして孟子は世の中を安定させるためには階層の固定が不可欠としています。

 君主に不断の努力を求めたのは荀子です。荀子が支配層に嫌われ、孟子が好まれたのは、荀子の言うことの方が耳が痛いからです。

政治を行うのに、下に隠せば事が成就し、漏れると失敗すると言うが、賢明な君主はそんなことはしない。また、下に明示すれば事は成就し、隠せば失敗すると言うが、暗愚な君主はそんなことはしない。

隠せば失敗し、明かせば成就することは、全てに通ずる。

君主たる者は、下の者に隠せば、自然と讒言が集まり、直言は引っ込み、つまらない人間が近づき、君子は遠ざかっていく。

上の物が暗愚であれば、下の者は陰険になる。

之に反して、君主が下に情報を公開すれば、自然と直言が集まり、讒言は引っ込み、君子は近づき、つまらない人は遠ざかっていくこととなる。

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