« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »

2012年5月31日 (木)

各国政府が太陽活動の低下を認める

四月十一日

太陽活動低下、電波観測でも=過去20年のデータ分析-国立天文台など

 国立天文台やNASAなどの政府機関が、太陽活動の低下を認めました。

 馬鹿馬鹿しい温暖化狂想曲に終止符が打たれたと喜んでばかりもいられません。温暖化と違い、寒冷化は食糧生産に直結しますので、寒冷化の方が人類の生存にとってはずっと脅威です。

 これまでの歴史でも、寒冷化が進んだ時期には経済は停滞し、飢饉が頻発し、食糧を巡って争いが生じました。

 人類は生き残るために英知を結集し、協力し合わなければなりません。

2012年5月30日 (水)

詩経勝手読み(十四)・・・我行其野

陰暦 四月十日

 我行其野は糟糠の妻が、不実な夫に捨てられたことを嘆く詩とされています。これは第二聯と第三聯に出てくる「爾不我畜」を「爾(なんじ)は我を畜(やしなわ)ず」と読んだことによるものですが、これは少し考えてみるとおかしいことが分かります。

 漢文の語順では、目的語は述語の後に来ます。我は畜の目的語ですので、「爾は我を畜ず」ならば「爾不畜我」になるはずです。

続きを読む "詩経勝手読み(十四)・・・我行其野" »

2012年5月26日 (土)

詩経勝手読み(十三)・・・黃鳥

陰暦 四月六日

 黃鳥は一見簡単そうに見えて、その実は不可解な詩です。この詩は異国に来た人間が、ここは居心地が悪いから故郷へ帰りたいと願う望郷の詩です。それは間違いないのですが、しかしよく考えてみると詩のシチュエーションが不可解なのです。

 詩の中では黃鳥は読み手の周囲にいて、読み手の食糧(財産)を少しずつ奪っているように読めます。いわばたかりです。異国の地にいるのに、その地の人達からたかられる、ということはこの読み手はよっぽど裕福と言うことになります。

続きを読む "詩経勝手読み(十三)・・・黃鳥" »

2012年5月23日 (水)

詩経勝手読み(十二)・・・白駒

陰暦 四月三日

 白駒は古来より意味不明とされている詩です。秦風の蒹葭と商頌の那には白駒と似たような句が挟まれており、商頌の那はどうやら殷(商)王朝の廟前で祖先をお祀りするときに歌われた詩であるらしいことから、白駒は周王に忠誠を誓いに来た、服属した殷の遺民をもてなす際に歌われた詩ではないかと推測されてきました。

 白駒の第一聯と第二聯は、牧場で馬を放牧する様子でおり、難しくありません。問題は第三聯で、公や侯、則ち諸侯に呼びかける句があり、しかもその次には、仕事をさぼって遊び歩くとか叛意を懐くとか不穏当な語句が並んでおり、この詩を読む者を惑わせてきました。

続きを読む "詩経勝手読み(十二)・・・白駒" »

2012年5月21日 (月)

マクロス7とマクロスF

陰暦 四月朔日 【小満】

 現在マクロス7を再視聴しているのですが、マクロス7で勝手に植民航海に着いてきている小型の未登録コロニー「アクショ(悪所)」のデザインが、マクロスFのコロニーと同じ形状であることに気がつきました。

 ということは作品上の時代設定は、マクロスFの方がマクロス7よりも後ですが、もしかしたら航海に出発したのはフロンティア船団の方が先で、宇宙船の型式も実はフロンティア船団の方が古いのでしょうか?

 フロンティア船団とギャラクシー船団は最も先に銀河系に中心にたどり着きました、スピードが変わらないとすれば、最も遠くにたどり着いた船は最も最初に出発した船であるはずです。

 マクロスFを見ていると、物資が不足しがちで、コロニー内の物質循環もうまくいっていなくて、端的に言ってマクロス7よりも余裕がない世界になっているのですが、それはマクロスFの方が旧式だからかもしれません。

 もしもマクロスシリーズに詳しい人がいたら教えてください。

2012年5月19日 (土)

詩経勝手読み(十一)・・・祈父

閏三月二十九日

 祈父は君側の奸を糾弾する詩とされてきました。それは「予」を「われ」と読み、「胡」を「なんぞ〜ざる」と読んだためです。

 しかし金文では一人称は予ではなく「朕」です。朕は後に君主の一人称になりましたが、西周の時代には一般人も使っていました。

 また「なんぞ〜ざる」も春秋時代に出てきた新しい語法です。詩経や易経では、猶「なほ〜のごとし」、将「まさに〜せんとす」といった複雑な表現は一般的ではありません。予や胡ももっと単純な意味で使用されていると考えるべきです。

続きを読む "詩経勝手読み(十一)・・・祈父" »

2012年5月16日 (水)

詩経勝手読み(十)・・・淇奥

閏三月二十六日

 淇奥は地方の詩を集めた国風の衛風に納められている詩です。衛とは黄河の中流域、中原の中心にあった国で、春秋時代には文化の中心でした。元は商(殷)があった地域で、三監の乱の後に分割されて、北方が衛に、南方が宋になりました。

 衛があった地は現在で言うと河南省に当たります。春秋時代に開けていたのは河川の周辺部だけで、周辺の山地には森林が広がり、そこには狩猟採集民や、半農半猟の生活をする人々が暮らしていました。

続きを読む "詩経勝手読み(十)・・・淇奥" »

2012年5月12日 (土)

詩経勝手読み(九)・・・鶴鳴

閏三月二十二日

 鶴鳴は成語「侘山(他山)の石」の語源となった詩です。侘山の石とは、そこら辺に転がっているようなつまらない石でも、美しい玉を研ぐことくらいはできるという意味で、他人の失敗を反面教師にしましょうという意味の諺です。

 儒家の詩経解釈では鶴鳴は教訓を詠んだ詩ということになっています。鶴鳴を教訓詩として初めて引用したのは荀子(紀元前三世紀)です。荀子は鶴鳴の「鶴鳴于九皐、聲聞于野」を君子(人格者)は隠棲していてもその名声が知られるようになり、国中が感化されることを意味しているのだと解釈しました。

続きを読む "詩経勝手読み(九)・・・鶴鳴" »

2012年5月 9日 (水)

詩経勝手読み(八)・・・鴻雁

閏三月十九日

 鴻雁は兵士と土木作業員と巡査の苦労を詠んだ詩です。公務員の悲哀を歌った歌ではないかと思います。改まった歌ではなく、くだけた歌ではないかと思います。

 鴻雁は大空を飛ぶ白鳥と雁です。なぜ白鳥で公務員であるかというと、自由に空を飛ぶことができる鳥に対する憧れでありこれは反渝です。ああ白鳥のように自由に空を飛びたいという宮仕えをする人の嘆きです。

続きを読む "詩経勝手読み(八)・・・鴻雁" »

2012年5月 6日 (日)

COMITIA100へのご来店ありがとうございました

 昨日、東京ビッグサイトで開催されたCOMITIA100に出店してきました。

 晴天に恵まれ、記念すべき百回で様々なイベントが企画されていたこともあり、大変な人手でした。

 桜小径のブースを覗いてくれる人も多く、おかげさまでマンガ「出雲國譲りの真相」が3冊、「やさしい易」が2冊売れました。まことにありがとうございました。

 これからもサークル桜小径をよろしくお願いします。次回参加する際には国譲りマンガの新作を発表したいと思っています。

原発が全て停止

閏三月十六日 【望】

 東日本大地震によって、どうやら日本列島は地震の活動期に入ったようで、しかも地震の周期からは東海・東南海・南海地震の発生も今後数十年以内にあると予想されるので原発の稼働を減らすのは国策の判断として間違っていないと思います。

続きを読む "原発が全て停止" »

2012年5月 5日 (土)

詩経勝手読み(七)・・・庭燎

閏三月十五日 【立夏】

 庭燎(にわび)は夜通し開かれる神事を詠んだ詩とされてきました。しかしこの詩の秘密めいた雰囲気は神事と言うよりは男女の睦言のように私には思えます。

 そう、庭燎は男女の夜の逢瀬、夜這い、セックスを詠んだ歌でしょう。間違いありません。

続きを読む "詩経勝手読み(七)・・・庭燎" »

2012年5月 4日 (金)

COMITIA100に参加します

閏三月十四日

 5月5日(土)東京ビッグサイトで開催されるCOMITIA100に参加します。

 スペースナンバー す13b(歴史)

 「やさしい易」と「夷津木に譲りの真相」を販売します。皆様のおいでをお待ちしております。

COMITIA100公式サイト

2012年5月 2日 (水)

詩経勝手読み(六)・・・六月

閏三月十二日

 六月は王が北方の異民族玁狁征伐に出掛ける詩とされてきました。中国人の遊牧民憎しの感情は詩経解釈の隅々に及んでおり、彼等の眼を曇らせています。

 この詩が詠まれた西周時代には厳允に犭がついた玁狁などという複雑な文字はなく、詩経の他の詩でも、春秋でも、金文でも遊牧民は戎・狐・鬼方などと呼称されています。

 厳は厳かであることを、允は慈悲深いことを表す文字ですから、厳允は権力者を褒め称える語であったと考える方が自然です。

 詩経から西周がモンゴル平原やタクラマカン砂漠で何者かと交戦していたのは事実でしょうが、それと玁狁(厳允)という語は分離して考えるべきです。

続きを読む "詩経勝手読み(六)・・・六月" »

« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ