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2012年7月 2日 (月)

エレクトロプレートテクトニクス(4)

 電磁力を駆動力としても、やはり地磁気反転が生じるとプレートの運動方向がひっくり返りそうですが、そうでもありません。

 地磁気反転は、地球ダイナモ理論に従えば、地球核の流動の向きが反転する現象です。つまり電子の流れも反転するので、それによって駆動されているマントルの対流の向きも反転します。

 マントルの対流の向きが反転すれば、マントル内の正電荷の動きも反転します。電流の向きと地磁気の向きが両方反転すれば、フレミング左手の法則により、受ける力の方向は反転する前と同じになります。

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 プレートの動きが時期によって活発になったり、止まったりするのは、その時々の地磁気によって、受ける電磁力の方向が変化するからでしょう。

 太平洋プレートはたまたま2億年間ずっと電磁力を受け続けるような、マントル対流と地殻の配置ができていたのだと思います。

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