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2012年7月18日 (水)

詩経勝手読み(二八)・・・鴛鴦

陰暦 五月二十九日

 鴛鴦(オシドリ)は中国でも夫婦仲の良い鳥とされていますので、夫婦の仲の良さを讃える歌です。結婚式で歌われたのではないでしょうか。

鴛鴦于飛 オシドリが飛んでいる
畢之羅之 片方を網で捕らえると、もう片方も自分で網に捕まる
君子萬年 二人の仲が万年続きますように
福祿宜之 幸福が訪れますように

鴛鴦在梁 オシドリが魚取りの梁(わな)にかかったら
戢其左翼 もう片方もじっと寄り添うように
君子萬年 二人の仲が万年続きますように
宜其遐福 限りない幸福が訪れますように

乘馬在廄 厩にいる馬が
摧之秣之 まぐさを裁断したら食べる(ツーと言えばカー)
君子萬年 二人の仲が万年続きますように
福祿艾之 お互い助け合って幸福になりますように

乘馬在廄 厩にいる馬が
秣之摧之 秣を食べたら裁断する(ツーと言えばカー)
君子萬年 二人の仲が万年続きますように
福祿綏之 安らかな日々が続きますように

 お祝いの歌なのに、ワナにかかったオシドリなんて不吉な感じがしますが、危険なときにもじっと寄り添って助け合うオシドリのような真の愛が続きますようにという意味でしょう。

 後半の馬は、裳裳者華で夫を馬、妻を馬車に例えているのを受けた者でしょう。働き手の馬に飼い葉を与えて、休ませて、世話をするように、夫婦で助け合って生きていきましょうという意味です。夫を馬、妻を飼い主に例えている点がユニークです。古代の中国には男尊女卑の思想がなかったことが伺えます。

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