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2012年8月 5日 (日)

エウレカAOの第14話について利己的な遺伝子っぽく語ってみた

 現在放送中であるエウレカAOの第14話で「一人の母親のエゴが世界を変えたとしてもすべての女性はその母親の側に立つべき(大意)」という台詞があった。

 これは未来から来たエウレカが、現代に残してきた息子のアオが生きていける環境を作り出すために、スカブコーラル(風邪の谷のナウシカの腐海の種みたいな物)をばらまいているのではないかという疑惑を匂わした台詞である。

 この台詞には作品の進行上必要性以上の深い意味がある。

 なぜなら・・・各人の中には未知の病原体や予期せぬ環境変化を人類が生き残るために必要な遺伝子が隠されているかもしれないからである。ある病原体のせいで、他の全ての人類が死に絶えても、ある特定の遺伝子を持った一族だけが生き残ると言うことはあり得る。

 ミトコンドリアイブの研究では、人類は数万年前に一時期数十人まで減少したことがあるのではないか(あるいは数十人の子孫だけが現在まで生き残った)という推測がある。

 そういう意味では一人の人間が人類を滅亡から救う可能性を持っているのだから、一人の人間の命は確かに地球より重い。しかしどの遺伝子が人類を救うかは誰にも分からないので全ての人間の命は皆重い。

 そして母親には確実に自分の遺伝子を残すために、自分の子供を守るためにはなんでもする権利があるというのもその通り。

 しかしそうすると返って遺伝子の多様性が失われてしまうが、性染色体に限ってみると女性というのは子供に、自分の母親の染色体を与えるか父親の染色体を与えるのか自分では選択できないので、一人一人の母親が自分の子供を守ることだけを考えていれば、自然と遺伝子の多様性は保たれるわけで、遺伝子という仕組みは良くできていると思う。

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