プールで地震
昨日、14時40分頃に近くの市民プールで泳いでいたら、いつもと水面の様子が違う。高さ10cmくらい(山と谷の差は20cm)、波長5mくらいの巨大な波がプールにできている。
私はずっと顔を水面から出す古式泳法で泳いでいるので、水面の様子はよく分かります。人間が立てる波の波長はせいぜい50cmくらいしかありません。大きい男がバタフライなんかをすると10cmくらいの波が立つこともありますが、すぐに減衰してしまいます。
しかし、今日の波はゆったりと、5分以上続きました。
家に帰って気象協会のページを調べると、やはりありました。14時46分に房総沖でM3.4の地震が発生していました。地震によってプール全体が揺らされて、大きな波が発生していたのです。
しかしこの地震、最大震度は銚子で観測された1に過ぎず、とてもではありませんが、多摩では体感されるような震度ではなかったはずです。
プールで見た波は周期が約1分くらいのとても長い波でした。周期の長い地震波は遠くまで届きます。人間には感知できない小さな波でしたが、ちょうどプールの固有振動数に近くて、波のエネルギーが蓄積されて、人間の目にも観測できる大きさになったのでしょう。
波の共鳴を体感できた珍しい経験でした。
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