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2013年6月16日 (日)

環境変化の主因は海流

 20世紀末から現在まで続いている温室効果ガスによる温暖化説の根拠となっているのがスノーボールアース説です。地質学の研究からは、地球はこれまでに少なくとも24億年前と7億年前の2回全球が凍結するような氷河期を経験してることが分かっています。

 全ての海面と地表が氷で覆われてしまった地球がどのようにして再び温暖化したのか、スノーボールアース説では、海面がシャットダウンされたため、火山から排出される二酸化炭素が海水に吸収されなくなり、大気中の二酸化炭素濃度が上昇し、温室効果によって温暖化したと説明します。

 
 標準的なスノーボールアース説は地球温暖化の理由を全て二酸化炭素で説明していますが、この説は確定していません。しかしスノーボールアース説による二酸化炭素の温室効果を正しいと決めつけて、現在の気候変動に適用しようとしたことから、二酸化炭素排出権などの怪しげな取り決めができ、先進国の経済を混乱させました。
 
 標準的なスノーボールアース説は海流の効果を見過ごしています。熱を運ぶ力は大気よりも海水の方が数千倍あることはいうまでもありません。
 
 表面が氷に覆われていても大陸移動は続きます。大陸の配置が変われば海流の流れも変わります。全球氷結と言っても、海面が本当に全部氷結していたかどうかは分かりません。海面の状態は地質的な証拠として何も残らないからです。
 
 また、海底火山という物もあります。海嶺もあります。これらのホットスポットの周辺には氷河期でも氷はなかったでしょう。その部分には太陽光が降り注ぎ温かい水ができていたはずです。
 
 全球氷結の真の原因は、大陸配置により赤道の熱が極地に運ばれなくなったからであり、氷結解除の原因もまた、大陸配置が変わって、今度は赤道の熱が極地に運ばれるようになったからでしょう。
 
 検索してみたら、似たようなことを考えている学者がいました。
 
海流と大陸移(川崎悟司)
 
 赤道に大陸がないときには赤道を一周する大海流ができてそれが熱を地球全体に運ぶ。北極から南極まで長い大陸ができたときには、赤道の熱は余り温められることなく極地に運ばれるため、地球は寒冷化する。
 
 実は私はミランコビッチサイクルだけで氷河期を説明する標準的な学説に疑問を持っていました。地球の軌道と歳差運動だけで氷河期になるのならば、地球はずっと氷河期が続いていなければなりません。
 
 しかし氷河期は7億年前にあった次には、数百万年前に突如復活しており、これはミランコビッチサイクルでは説明できません。
 
 この疑問を大学の先生にぶつけてみたところ、何故か怒られてしまいました。その頃は自分の勉強不足かなと思ったのですが、今にしてみれば自分の質問は鋭く、その先生には答えが分からなかったのでしょう。
 
 数百万年前に氷河期が復活した原因は北アメリカ大陸と南アメリカ大陸が合体し、パナマ地峡ができて、赤道海流が分断されて、熱を運ぶ力が弱まったからです。
 
 新生代の氷河期では北米大陸と欧州に巨大な氷河ができ、アジアにはそれほど大きな氷河はできていません。
 
 その理由は、大西洋は狭いため、赤道で余り海流が温められないため、北大西洋が寒冷化したからでしょう。
 
 太平洋は赤道部分が広いため、熱が十分に極地にも運ばれたのでしょう。
 
 ミランコビッチサイクルは副次的な要因で、気候変動の主要因は海流です。そうでないと東半球と西半球の氷河の大きさの違いが説明できません。
 
 学者がどうして海流を取り扱おうとしないかというと、地球流体物理学は計算が面倒くさくて分かりにくいからです。私も未だに地衡流のことはよく分かりません。ましてやケルビン波とかエクマン流なんてさっぱり分かりません。
 
 大気の組成と温暖化は簡単な計算式でモデルが作れるので、アホでもシミュレーションを作れます。温室効果ガスによる温暖化説は、物理数学がよく分からないアホな学者がよく分からずに作った学説にメディアが飛びついたためにできたのです。

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