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2017年6月11日 (日)

天の岩屋戸神話と冬の夜空

それでは、8世紀ごろの初冬の夜空と天の岩屋戸神話の対応関係を、図を使ってご説明しましょう。

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天照大御神(太陽)は東の空の地中にいるので、反対側の西の空にある鏡に顔が映ります。

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日が昇る直前に一瞬だけ天手力男神と天の岩屋戸が空に映ります。

けれども、岩屋戸から引き出された天照大御神に照らされてすぐに消えてしまいます。

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いかがでしょうか?

初冬の夜空の星の動きと、神話がぴったりと対応しているのが分かるでしょう。

天の岩屋戸神話は、何千年も前から、日蝕や冬の太陽の復活の寓話として存在したでしょう。しかし、古事記に収録する際の編集には、天文の知識が反映しているのではないかと私は考えています。どういう人物をどういう順序で登場させるか、これに天文学が反映しているという意味です。

稗田阿礼は天文学者だったのではないかというのが私の推理です。西洋の星座の知識が感じられるので、彼は西域から来た人間だったのかもしれません。

あるいは、メソポタミアと日本に共通する、5千年以上前の天文学があり、それが西側ではメソポタミアからギリシャに伝わって、プトレマイオスの48星座となり、東側では日本に伝わって古事記に記録された可能性もあるでしょう。

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