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2019年5月12日 (日)

スタートゥインクル・プリキュアと現代の組織論

第三勢力の登場でますます盛り上がるスタートゥインクル・プリキュア。HUGっと!プリキュアとは違った方向性でとても面白いですね!

 

昨年はヒューマニズムに表面から取り組んだ話でした。今年はストーリーの意外性、軽やかな話の運びが特徴だと思います。でもキャラクターの掘り下げもしっかりとできていて、大人も楽しめる内容となっています。それと、スタプリの特徴は組織論じゃないかと私は思います。

 

意外かもしれませんが、星奈ひかるは現代のリーダーとして理想的なキャラクターです。第7話の「ワクワク!ロケット修理代作戦☆」と第13話の「ララのドキドキ!初登校☆」で描かれていました。チームのやる気を引き出して相互作用でスペック以上の成果を出す。仲間の不調を察知して素早くフォローする。

 

従来の組織論だとまどか先輩かえれな先輩がリーダーになるべきなんですね。第7話でもえれな先輩がロケット修理のペースメーカーをやっていました。これは実質的な指揮官です。えれなも家では店番をして、弟妹の世話をするリーダー(中間管理職?)です。典型的な参謀型指揮官と世話焼き型指揮官がそろっています。でもスタプリは、二人はリーダーではないと言っています。

 

ひかるのすごいところは、スターカラーペンを集めてノットレイダーの侵略から地球を守るという組織の大目標と、チームメンバーの自己実現を両立させることを自分の役目と認識しているところです。だから、宇宙人のララが学校を楽しめるようにフォローし、まどか先輩が過労気味になっていれば休養を入れ、えれな先輩の家族の面倒も見ます。

 

そしてなによりも、ひかる自身がミッションを自己実現のために楽しんでいます。リーダー自身が仕事を楽しんでいないと、最近の若い人はついてこないです。

 

自分よりも年上で能力も高い人たちから信頼されて、リーダーとして認められているというのも重要な点です。現代の組織では、従来は指揮官の仕事とされていたペースメーカーや組織内の世話人の役割を、経験は豊富だけれどキャリアではない人が務めるケースが増えています。場合によっては、こういった経験豊富なメンバーが、リーダーよりも社内の階級や給与が高いこともあります。現代のリーダーはそういう人たちも動かさなければなりません。リーダーというのが全てのトップではなくて、職種の一つになっているのです。

 

4人で頻繁にコミュニケーションを取っているところもとても大事な点です。意見交換、相手の状況の把握こそが組織を動かす要であるとこの作品は言いたいようです。

 

私はこの作品を現代の組織論の視点で見ていこうと思っています。

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