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2019年8月27日 (火)

漢字の世界-64 世

甲骨文字は、足を意味する止の小指部分を大きく強調した形である。

余りや滴を意味する。転じて泄れる(漏れる)という意味も持つようになった。

世代を意味するようになったのは、大きな入れ物から滴が連続して垂れていくのを、生命の連続に見立てたからと考えられる。

後に仏教が梵語のセマーナ(現在でいうところの宇宙)の訳語として「世界」という言葉を生み出したことにより、一塊の広い空間をも意味する漢字となった。仏教徒がセマーナの訳語として世界を使用したのは、まず「せ」で音が似ているのと、仏の真如から世界が派生していくという大乗仏教の哲学を表す漢字として適していたためであろう。

 

 

漢字系統樹

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