漢字の世界―37 報(幸)
36庸の糸巻きを人が両手で頂く字形。労働の報酬を受け取ること。
「幸」が単体で用いられる例は甲骨文字には無いので、幸という漢字は、報から派生した文字であると考えられる。
澤系の文字の中にも幸は入っているが、甲骨文字や金文の澤と報は全く形が異なるので、これは漢代の漢字整理で混同されただけであり、意味の間に関連はない。
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36庸の糸巻きを人が両手で頂く字形。労働の報酬を受け取ること。
「幸」が単体で用いられる例は甲骨文字には無いので、幸という漢字は、報から派生した文字であると考えられる。
澤系の文字の中にも幸は入っているが、甲骨文字や金文の澤と報は全く形が異なるので、これは漢代の漢字整理で混同されただけであり、意味の間に関連はない。
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