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2019年10月14日 (月)

華厳経(七) 妙徳救護衆生夜天

彼女は衆生の死後の行き先を見通す力があります。

地獄衆生の楚毒を滅し、

畜生衆生の悩害畏を滅し、

餓鬼衆生の飢えを取り除き、

龍の畏れを取り除き、

欲界衆生の欲の苦しみを滅し、

諸人類の闇冥畏を取り除きます。

 

彼女は宇宙で初めて仏像を作った功徳によって女神となることができました。

またあるときは妓人(芸人)として如来を称えたとありますので芸能の神様でもあります。

 

彼女のモチーフは、菩提樹(世界樹)のほとりの池に生えて、千年に一度花を開き、予言をする蓮華です。

龍と縁がありますので、弁財天と似た神格を持っています。(弁天様のことはあまり知らないので断定は避けておきます)

 

さて油断していると見過ごしてしまいますが、この菩提樹こそが善財童子の旅の目的です。

ここからしばらく菩提樹に因縁がある女神さまが登場します。この女神さまの来歴は、前生話である上に、似たような話ばかりなので、ついつい現代人は「荒唐無稽」「退屈」として読み飛ばしてしまいますが、華厳経はジャータカから派生していますから、この退屈に思える前生のお話の中にこそ主題があります。

 

似たような話に見えて、各女神の前生話には微妙な違いがあります。退屈な繰り返しの中にあるほんのちょっとの相違点に主題を潜り込ませるのがジャータカの流儀です。ジャータカの流儀で善財童子を読むと、彼にはちゃんと目的があって、登場人物もその目的に沿って並べられていることが明確にわかるのです。それを見ていきましょう。

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