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2021年1月 2日 (土)

札所四番から五番そして鹿江比売神

ダウンロード -お遍路マップ (札所1~19番) ohenromap01.pdf

第四番 大日寺

本尊大日如来(黒岩山、遍照院)

第三番金泉寺を過ぎ、山に入っていくと札所四番の大日寺にたどり着きます。

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大日寺の本堂と大師堂の間の回廊には西国三十三観音の仏像も展示されています。

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第五番 地蔵寺

本尊 将軍地蔵菩薩(無尽山、荘厳院)

大日寺から山を下っていくとまず地蔵寺の奥の院の羅漢堂にたどり着きます。羅漢とは仏になる前の修行中の僧です。

お釈迦様の涅槃(死)に立ち会った直接の弟子は五百人いたと言われています。その全ての等身大の像がここには納められています。悟りを開く前の羅漢ですので人間味のある像です。

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羅漢堂は二百米くらいの長い回廊です。本堂が釈迦如来、向かって左側に弥勒菩薩、右側に弘法大師の像が安置されています。弥勒菩薩は56億年後の未来に、人間を導いてくださる仏様です。法華経に登場します。弘法大師様は現代の日本人を導いてくださる菩薩です。過去(釈迦如来)、現代(弘法大師)、未来(弥勒菩薩)の三つの世界を導く仏がそろっているという見立てなんですね。

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奥の院の羅漢堂から地蔵寺へと下る道。

地蔵寺は、将軍地蔵菩薩をご本尊とする珍しいお寺です。武人の姿をしたお地蔵様で、武士から篤く崇拝されました。

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札所五番地蔵寺と札所六番安楽寺の間には鹿江比売神(かえひめがみ)を祀った殿宮神社があります。鹿江比売神とは、大麻比古神の娘で大山祇神の妻とされる神様です。延喜式には板野郡に鹿江比売神社があったとされています。有力なのが板野町の神宅の殿宮神社です。

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殿宮神社。神宅の集落の真ん中にあります。別名葦稲葉神社。草野姫(かやのひめ)を祀っています。鹿江比売と音が同じなので、延喜式の鹿江比売神社であろうと言われています。

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殿宮神社の由緒。仁明天皇の承和九年(842)に従五位下を得たとあります。承和の変があった年です。清和天皇の貞観九年(867)に従五位上を得ています。応天門の変の翌年です。中央で政変があった年に、人心を鎮めるために、地方の神社が叙爵されていることが分かります。

この辺りは背後に山地を持つ扇状地です。山の神に対する、野の神という信仰があったことが伺えます。

 

神宅の殿宮神社は、大山寺へと登る道の入り口です。大山寺はお遍路の別格二十番の第一番です。標高691mの大山の中腹450mにあります。つづら折りの林道を登っていったところにあります。徒歩であれば登山用の遍路道を登るのが早くて足も傷めないですが、夏は蜘蛛の巣がかかってて難渋します。登山道を歩く場合には、マムシにも注意してください。

 

別格一番 大山寺

本尊不動明王・千手観音

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登山道から見る徳島平野の眺望は格別です。遠く淡路島や和歌山市も見えます。

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山門から続く石段。

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本堂、不動明王と弘法大師が唐の恵果上人から授かったという千手観音を祀っています。阿波国の山岳仏教の嚆矢と言える寺院です。徒歩であれば殿宮神社から往復で3時間は見ておいた方が良いです。納経所では別格二十番のご朱印帳、掛軸、特製の数珠など装備は全て揃えることができます。別格二十番というのは、八十八ヶ所には選ばれなかったものの、お大師様とは深い縁を持つお寺二十寺を集めたものです。いずれも山奥でお参りするには難易度が高い場所にあります。八十八ヶ所と二十寺合わせて、煩悩の数と同じ百八になります。ご朱印とは別に、各お寺にあるお数珠の珠を集めていって、全て回るとお数珠が完成するというのもやっています。

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コメント

明けましておめでとうございます。
昨年はどうもお世話になりました。

そして、こちらでは初めましてですね。
ブログの方も、楽しく拝見させて頂かせております。

特に「易経」の考察に関しては、非常に勉強になりました。
お陰様で、私の方の理解も大いに進歩しました。ありがとうございます。

ご迷惑にならないよう、コメントの書き込みは控えておりましたが
ひと言、新年のご挨拶だけでも...と思いました。

それと、1つ質問なのですが
書籍「やさしい易」の購入はまだ可能ですか?

RAMMBさん、お久しぶりです。

「やさしい易」の販売は続けています。
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