2017年3月29日 (水)

ジャータカ(十六)…竜王

ジャータカも第130話あたりから、創作された話が多くなってきます。次に紹介する話はジャータカの中で初めて海が出てくる話。また、脚色の仕方が法華経に似ています。また、アラビアンナイトにも似ています。

法華経には提婆達多品にはサーガラ竜王の娘が功徳によって返上男子になる物語がありますが、その竜王というのはインドの物語ではどのように描写されているのか、ジャータカの中から一例を取り上げます。

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2017年3月25日 (土)

ジャータカ(十五)…さとりを崇拝する

ジャータカ(十四)…大乗仏教の萌芽にて、お釈迦様個人を敬愛し、わかりやすい説話で在家信者の教化を重視するアーナンダの流れと、世間を離れて禅定に没頭することで真理を見出そうとするサーリプッタの流れがあることを説明しました。
 
サーリプッタの弟子がそう考えたという意味です。サーリプッタはお釈迦様の一番弟子として、最大の支部があったマガダ国の教団の運営を任されていたと考えられます。のちにマガダ国で教学的研究を進めた人たちは、自らの権威づけのためにサーリプッタを持ち出したのでしょう。項を改めて説明しますが、サーリプッタはやさしく人間味あふれる人でした。カチコチの学者ではありませんでした。
 
 

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2017年3月22日 (水)

ジャータカ(十四)…大乗仏教の萌芽

ジャータカには様々な年代の説話が収録されています。お釈迦さま生前の逸話、十大弟子の逸話から、教団が強大になって王や都市の商人から保護された時代、仏教の中心が北インドのカシミールに移行した時代、おそらく前後五百年くらいの説話が収録されています。
 
その中には、大乗仏教の萌芽とみられる説話が見受けられます。ヒンズーの神々や天神がお釈迦さまに話しかけたり、お釈迦さまが超人的な力を発揮する話などです。また、アジャータサットゥ王の説話やコーサラ国のヴィドーダバ将軍によってカピラバットゥが滅びた話など仏教説話でおなじみの話も出てきます。
 

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2017年3月18日 (土)

ジャータカ(十三)…安産祈願

第十章の最後。これはお釈迦さまが親戚の女性の安産祈願をしたお話です。先に紹介した説話ではお釈迦さまは超自然的な力を否定していました。だからこの話は後世の付け足しとみなしたいところですが、設定の描写が詳細であるため、これは史実と考えざるを得ません。超自然的な話を否定する説話をいくつも並べた後にわざと置いてあることにも、わたしはこれに真実を感じます。これだけは本当に起きたことだ、とジャータカの著者は伝えたかったのではないでしょうか?
 
 

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2017年3月15日 (水)

ジャータカ(十二)…アイドル

第十章の二つ目。お釈迦様の巧みな比喩が出てくる説話です。しかし意味するところは深いです。
 
 

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2017年3月12日 (日)

ジャータカ(十一)…苦行への態度

ジャータカの第十章に、正当な経典からは漏れたお釈迦様の逸話がいくつかまとめて載っていますのでご紹介します。まず一つ目はお釈迦さまが苦行をどう捉えていたかについての説話。

 

 

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2017年3月 4日 (土)

ジャータカ(十)…占いを否定

お釈迦様の占いに対する考えが分かる説話です。私の易占いとの関わりも書きました。
 

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2017年2月23日 (木)

ジャータカ(九)…ケチな豪商

並外れた吝嗇を戒める話。珍しくモッガラーナが主人公です。モッガラーナはサーリプッタと並ぶ釈迦の二大弟子と言われながらほとんど逸話がありません。この話はジャータカの中にほかに類型がなくて異色です。真面目なジャータカの解説書には決して出てきそうにない説話ですので紹介します。
 
 

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2017年2月18日 (土)

アンギラス(初期仏教と太陽崇拝)

円谷映画に出てくるアンギラスは、もともと仏教に出てくる神様の名前です。とても由緒正しい神様で、お釈迦さまは自分をアンギラスの末裔と自称していました。
 
 

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2017年2月12日 (日)

ジャータカ(八)…社会貢献

仏教には社会貢献を重視する潮流もあります。日本の高僧には地方の開発に尽力した人たちが数多くいます。行基菩薩がその筆頭で、道を清め、橋を架け、用水を開いて人々の暮らしを豊かにしました。大仏建立には、流民に生活の糧を与える面がありました。弘法大師による満濃池修築、綜芸種智院(庶民の学校)建設も有名です。
 
仏の教えによる社会貢献は大乗仏教の専売特許ではありません。ミャンマーではサンガが地域開発と相互扶助の拠点となっています。おそらくタイやスリランカでもそういう仕組みはあるでしょう。
 
これから紹介する説話は、社会貢献を重視する観点から説かれています。
 
 

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