2014年8月15日 (金)

太陽系スカウト説3

もう一つ矛盾があります。地球が遠心分離されるためには、太陽系には鉄が多い隕石と、2種類のケイ素が多い隕石がなければなりません。
 

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2014年8月11日 (月)

太陽系スカウト説2

2012年に東北大学と高輝度光科学研究センター(JASRI)が高温高圧状態の岩石の地震波速度を計測することに成功しました。
 
http://news.mynavi.jp/news/2012/05/07/030/
 
これにより、地球のマントルは上部と下部で組成が異なる可能性が濃厚になりました。

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2012年9月29日 (土)

旧暦2033年問題

旧暦の月が決められなくなる2033年問題というのがあります。

これは日本が民間で使用している天保暦が太陰太陽暦として精確すぎるゆえに生じる問題です。最近NHKが旧暦を流行らそうとしているのは、この問題に世間の注目を集めるための下準備ではないかと私は考えています。

2033年は次の式年遷宮の年なので、2014年までにこの問題に決着をつける必要があるからです。

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2012年9月23日 (日)

天地明察

映画の「天地明察」を見ました。貞享暦を作った安井算哲(渋川春海)とその妻えんの夫婦愛を描いた作品です。

安井算哲は多彩な人物で、囲碁の家元安井家の息子でしたが、跡取りとはならず天体観測や算学、神道の研究などに没頭していました。かといって囲碁の才能がなかったわけではなく、史上最強の棋士本因坊道策に先番でしたので、日本で二番手の打ち手だったことになります。

日本は奈良時代以来、中国から輸入した宣命暦を使っていました。宣命暦はユリウス暦よりは正確でしたが、それでも800年使用する間に2日程度のずれが生じていました。渋川春海は更に正確な授時暦を採用すべきことを天体観測によって証明し、さらに、経度差による時差を東洋で初めて発見し、授時暦に日本と中国の経度差補正を加えた大和暦(採用されたときの元号を取って貞享暦と呼ばれる)を開発しました。

理論計算と綿密な観測によって日本独自の暦を作り出した安井算哲は日本最初の科学者と言えるでしょう。

妻のえんはどうやら架空の人物らしいのですが、若い二人が支え合う姿は爽やかな感動を与えてくれます。

完璧な時代考証も見所です。北極星の観測隊が、歩測をするために変な歩き方をするところや、宿屋や茶屋、料理、寺子屋、算額など非常に正確に再現されており、歴史オタクにはたまりません。

中華料理を食卓に並べる水戸光圀は傑作でした。水戸光圀は食通で、肉料理と中華料理が大好きでした。映画にはローストチキン・餃子・肉まん・ラーメン・ワインが登場します。これはきちんと史実に則っています。水戸光圀は生類憐れみの令が出ていたときにも、堂々とビーフステーキに舌鼓を打っていた筋金入りの食い道楽です。

ただ一つ時代考証から外れていたのはお公家がお歯黒をしていないところですが、これは気持ちが悪いので敢えて再現しなかったのだと思います。

史実は半分くらいでだいぶ創作が入っていると思いますが、あまり気にすることはないと思います。非常によい作品でした、お薦めです。「おおかみこどもの雨と雪」「あなたへ」「天地明察」今年の邦画は豊作です。

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2011年5月27日 (金)

日本神話の星座的解釈(十)

四月二十五日

 天孫系の神話は、元々は海部が星座をおぼえるために編んだ神話なのではないかという説をこの前提示しました。天照大神から神武天皇までは対応する星座が分かりました。須佐之男命は風雨の神なので星を隠します。だから常に天孫の神々と対立するのです。

 さて、天孫系の神でまだ残っている神様がいます。伊邪那岐命と伊邪那美命です。一から九まで一気に書き上げたときにはまだ星座が分からなかったのですが、ようやく分かりました。

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2011年5月18日 (水)

日本神話の星座的解釈(八)

 さていよいよ神倭伊波礼琵古命(かむやまとのいわれびこ)、神武天皇です。

 神倭伊波礼琵古命は四人兄弟の末っ子です。五瀬命(いつせのみこと)、稲飯命(いなひのみこと)、御毛沼命(みけぬのみこと)、若御毛沼命(わかみけぬのみこと)。それぞれ、清水、稲、水田、苗代の神様です。末っ子の神倭伊波礼琵古命は苗代の神様です。

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2011年5月17日 (火)

日本神話の星座的解釈(七)

 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉毘売の間に子供ができますが、出産にあたって豊玉毘売は産屋を作ってこもり「絶対に覗かないでくださいね」と言います。けれども彦火火出見尊は好奇心に打ち勝つことができず産屋を覗いてしまうと、中には大鰐(大きなサメ)がいました。海の神様である豊玉毘売の本性はなんと鰐だったのです。

 異族婚の典型的パターンです。昔話の「鶴」にもありますね。

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2011年5月16日 (月)

日本神話の星座的解釈(六)

 邇邇芸命と木花之開耶姫の間に生まれたのが火照命(海幸彦)と火須勢理命と彦火火出見尊(山幸彦)です。海幸彦と山幸彦が双子座の兄弟星だろうという説は既に山天大畜の解説で披露しました。

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2011年5月14日 (土)

日本神話の星座的解釈(五)

四月十二日 【出雲大社例祭】

 さて、天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)は天孫降臨を達成せずに天に帰ってしまい、その息子の邇邇芸命(ににぎのみこと)が改めて天孫降臨します。冬の星である馭者座のカペラを天之忍穂耳命とすると、邇邇芸命は春の星だろうという察しがつきます。

 実際、邇邇芸命は春と繋がりが深い神様であるのです。

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2011年5月13日 (金)

日本神話の星座的解釈(四)

四月十一日

 天照大神と須佐之男命に関わる星座がもう一つあります。馭者座(ぎょしゃざ)です。馭者座は明るい大きな五角形と小さな二等辺三角形でできています。五角形(二等辺三角形の頂点を加えて六角形とすることもあります)が車輪のように見えるため、西洋では馭者(戦車のドライバー)になり、支那では五車(車輪、戦車)を表すようになりました。

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